世界に広がるアルロース
アルロースの研究はアメリカをはじめアジア各国でも進んでいます。
タイのチェンマイ大学とは、アルロースの血糖値上昇抑制作用・抗肥満作用の臨床試験、JICAの支援を受けた研究、カスタードやタイ茶に希少糖含有シロップを使用する取り組みを始めています。また肥満の多い国でありアルロースへの期待が高いブルネイでも臨床試験を進めており、砂糖使用食品への展開、ブルネイ政府との交渉もおこなっております。
そしてアメリカ・フロリダでも血糖値上昇抑制試験の臨床試験に取り掛かっています。
アルロースはカロリーゼロで、砂糖の7割程の甘さを持つ自然由来の糖。さまざまな食品中にもわずかながら含まれることから、食経験のある糖であることがわかっています。
日本では、食品表示基準に食品として記載されており、アメリカでも安全な食品として米国食品医薬品局(FDA)より安全性(GRAS認定)が確認されています。このようにアルロースは、製造・販売だけでなく、すでに菓子類など多くの食品に利用されています。
また、アルロースの研究は、日本、アメリカをはじめとして韓国、中国、タイなどのアジア各国でも進んでおり、年々世界中に広がりつつあります。